【セミナー】在宅ワーカー育成セミナー入門コース「在宅ワークの基本ポイント」
平成29年度「埼玉県在宅ワークパワーアップ支援事業」
埼玉県女性キャリアセンターを中心として開催される、女性向けの在宅ワーク支援セミナーに行ってきました。
実は「セミナー」というものに参加するのは初めてかもしれません。
環境保全系のボランティアだとかシンポジウムなどには良く行くのですが・・・
「仕事」や「キャリア」などに全く食指が動かなかったのです。
でも今回は「雇用」に縛られない収入源についてですから!
興味深々で、でも入門コースから手堅く?お話を聞きに行きました。
このコースを受託運営しているのは「株式会社キャリア・マム」という在宅ワークの仲介の会社です。
一番最初の導入口になるコースだからでしょうか。
代表取締役の堤さんがお話しくださいました。
もちろん「在宅ワークとは何か?」というところからですが、端々に「開業届を出すと雇用保険が打ち切りになるので注意。少額なら届け出なくてOK」など、広いけれど浅過ぎないとても充実した内容になっていました。
セミナーは上記1~3が2時間の中で行われ、それ以外にもっと詳しく話を聞きたい人のためにグループ相談会があります。
目次作ってみたけどほとんど「1」の内容しかない記事ですすみません。
ちなみにセミナー中の写真撮影や録音などは禁止されていました。
女性向けの、特に主婦層に特化したセミナーだけあって託児もあるのが良いですね。
子供にとっても、お母さんの頑張りや、普段と違う環境での託児など色々刺激的なんじゃないでしょうか?
なお、この事業は年度内に入門からスキルアップへとつながるようになっていて、また次年度に新たに入門コースから始まるシステムのようです。
特にスキルアップのコースの内容については少しずつブラッシュアップされている様子で、前年と全く同じ内容の講座を次の年に受けられるとは限らないみたいです。
少なくともコース名は変化しているので、内容がどれくらい変わるかわかりませんが・・・詳しく知りたい方は直接問い合わせてくださいませ。
1・講義「在宅ワークの基本」
まず、「在宅ワークって何だろう?」という部分のお話です。
ここで一番大切なのは「請負契約」によって仕事をする。という点ではないでしょうか。
自分の親もやっていたのにすっかり忘れていたのが、自宅で仕事をする場合、「内職」という選択肢もあります。
「内職」は家内労働法適用の働き方で、今回学ぶ「在宅ワーク」には当てはまらないということがポイントです。
「在宅ワーク」は個人事業主である。ということは基本的にすべて自己責任。
国民健康保険や国民年金に加入する(扶養等場合によりけり)ことと、確定申告を行う必要があるということ。
経費も自己負担です。
業務内容はPCとインターネットなど情報通信技術を使って働ける内容。
ということは、PCとネット環境、それらを扱う技術が必須のスキルとなります。
個人事業主なので基本的なビジネスマナーとコミュニケーションスキルも必要。
というわけでこれだけそろっていればもう今日、今、仕事を受注できるので、このようなセミナーを受けるまでもなくガンガン働いていらっしゃる方も少なくないんですよね。
では、みんなどんな仕事をしているのかというと、
専門性の高いものの中では
・プログラマー
・デザイナー
・設計、製図など
オペレーター型のものには
・データ入力、音声起こし
・HTMLコーディング、HP更新など
チームで受注するものもありその場合は
・マネージャー業務など。
上記はほんの一部です。
幅広く、その難易度や単価、外注されている仕事の量もまちまち。
在宅ワークは業務時間の管理も自己責任なため、高単価の仕事をもらっても、時間がかかってしまっては意味がない・・・
低単価でもとにかく素早くできるのならばそちらの方が効率的。
仕事の向き不向きは、とにかくやってみないと分からないという部分もあるようです。
在宅ワークでは今までの業務経験などから、すでにある程度のスキルを持っていると専門性の高い、単価も高い仕事を受けられるということです。
ただ、堤さんも講座の中でなんどもおっしゃっていたのが。
自己分析と覚悟の大切さでした。
本当にもっともだと思うのですが、自分の失敗しやすいところ、ルーズになる部分、文言の解釈の癖などを知ることは大切だと思いました。
このことが、仕様書のとおりに仕事が出来ているのか?などの問題点を早めにあぶりだすことができるコツになるからです。ミスが多ければ自分の自給も下がりますが信用失う可能性があります。
もし、自分の苦手な部分が分かっていれば、前もって担当者と詳しい仕様書の確認など、間違いなく仕事を進められるうえに、その方が仕事にあたっての信用は増すことになりますね。
当たり前のことですが、日々忙殺されると見えなくなってしまう部分かなと思いました。
そして実際に仕事を始めたとして気になるのが収入面です。
資料にあったものは平成24年の統計ですが、一番多いのが5万円以下の27.7%。
ちょこちょこ副業をとして行うとこの範囲に入るようです。
子育て中の主婦の方でも本格的に取り込むと月に15万円ほどにはなるようでした。
(このあたりのお話はパネルディスカッションのときに伺いました)
仕事の受注方法はで多いのは今回のようなセミナーでの企業との交流会や、在宅ワーカーどうしの交流会での仲間からの紹介。
前職からの依頼や斡旋、クラウドソーシングへの登録など幅広いようです。
そして在宅ワーカーを狙ったサギもあるので要注意とのこと。
また発注者が在宅ワーカーの選考において重視するものの筆頭は、能力・熟練度(1位)そして責任感・信頼性(2位)ということです。
(これはH26の統計のようです)
このあたりの統計は厚生労働省のHPの中に色々情報がのっているのでしょうが自分から見る気は起きない(笑)
ここまでくると「在宅ワーカー」のイメージもだいぶ固まってきます。
2・パネルディスカッション「先輩受講生の話」
次に、在宅ワークをすでに始めていらっしゃるお二人のお話が聞けました。
先輩ですが、ベテランというわけではなく、去年「スキルアップコース」という、業務ごとに能力をさらに磨くような集中型のセミナーを受けた方たちでした。
在宅ワークは各個人家庭の事情が違うものの、お二人とも小さなお子さんがいるなかでかなり頑張って時間の捻出等していらっしゃるのだなと思いました。
また、とにかく名刺が必要だということや、ビジネスマッチングの交流会への参加は必須であることなどなど、実践的な話を伺っていると、ちょっと試しにやってみたいかもぉ・・・とは思ってしまいます。
3・今年度の講座の紹介
これは業務連絡と言えるのですが、今年度は(も)この入門コースを皮切りに、より実践的なセミナーが続くので、そちらの紹介でした。
私がこのセミナーに参加したキッカケのパンフレットには全3日の「スタートアップコース」の案内までしかなかったのですが、その後にさらに、すでに在宅ワークをされている方のためともいえる能力アップのコースや交流会などが続いていました。
業務体験が出来て、しかも報酬が支払われるのも嬉しいところです。
自分に何が向いているかは、とにかくやってみないと分からないということでしたが、それを試してみることができるのは大きいですね。
グループ相談会も行われました
途中退出もOKということで、セミナー会場の隣の小さい部屋で、先ほどの先輩パネラーさんや受付スタッフをしていた先輩方を囲んでお話しを聞かせていただきました。
質問したいことがあったわけじゃないのですが、逆に、「他の人はどんな疑問や相談事があるんだろう!?」というのがさっぱり見当もつかなかったので、それを知りたかったので参加しちゃいました(笑)
別段特殊な質問が出ることはなかったのですが、
「フリーのメールアドレスは良くないですか」との問いに
「うーん、みんなだいたいGmeilだよねぇ・・・?」と首をかしげながら答えていただいたり。
運営をしていらっしゃった社員の方は、お子さんの手が離れて在宅ではなく外勤でキャリアマムで働かれているということで、そのようなお話を聞くと、ちょっと将来に希望が見える気がしてきます。
業務に関わる法律やトラブルの時は?とお伺いしたところ、詳しくはこの後のコースで教えていただけるとのこと。
どのみち在宅ワークをするならば今後のコースも受けておいた方が良いようです。
所感
というわけで、このセミナーを通して私が感じたのは、結婚や出産を機に仕事を辞める人の中でも「働く(稼ぐ)の当然ですが?」っていうスタンスの人がしっかり集まっていそうに見えたこと。
「オットの稼ぎが少ないから仕方なく」みたいな人もいらっしゃるのかもしれませんが、たとえそれがきっかけでも、「自立していて当然だからもちろんできる範囲でできることをする~」という雰囲気を端々に感じました。
セミナーってやっぱり人を選ぶよね。あたり前なんですが、そのように思いました。
このセミナーは雇用保険受給者に受講証明書も発行されるのでそれだけが目当ての方もいらっしゃったのかもしれませんが、色々な働き方の間口を知っておくのはいいことですよね。
事業に関して詳しく知りたい方はこちら。
キャリア・マムに関して詳しく知りたい方はこちら。
ってことで、この記事はブログの長文投稿の練習のつもりで書かせていただきました。
お付き合いいただきましてありがとうございました。
2017/08/14追記
株式会社キャリア・マムを「クラウドソーシングの会社」としていたところを「仲介の会社」と訂正いたしました。
2017/08/13 あぎょう
【読書】phaさんの「持たない幸福論」
初投稿ですが、さいしょから、読んだ本の話を。
右の窓に「最初の記事を書いてみましょう」っていうのが表示されていて、ほんとは「新しいブログを始めるにあたって、意気込みを一言!」っていうのを書いてほしいみたいです。
はてなブログはじめようとする人にそんな熱い人居るのかな?w(偏見
ちょっと前なのですが、というか、本を読む時間が取れなくて、
取れないながら読んじゃったのが、
phaさんの「持たない幸福論」(読了日:2017.7.20)でした。
phaさんの書籍は過去にいくらか読んだことがあり、ブログもたまーに読ませていただく。だからこの本も「以前に読んだけど内容忘れたのかな?」くらいに思っていたら、ばっちり読んでいなかったw
あとがきの後のブックガイドを見て初読だったと気が付いた。遅!
phaさんの書籍は「しないことリスト」を読んだのが一番最初だった気がする(うろ覚え)
正直、本の内容よりも、いえ、内容も大事なうえでの、「レイアウトに無駄が無いな~きれいだな~」という印象が強く、特にそこが好印象でしたw
きちんと決まったページの中に、一つの話題が過不足なくきれいに収まっていて、しかも書き口が重くなく、目がラクで気持よく読めました。
そのような本を、余裕が無い時ほど読みたくなっちゃうのがこまったところですね。
身体の中にサァッっと軽くなでるように通過させて、プチデトックスするようなイメージですかね。
なんでそのような瞬間が必要かというと、本書のP.18にもあるように
本というのは自分がぼんやりと気づきかけてくれることをはっきりと言葉にして教えてくれるもの (「持たない幸福論」P.18)
というまさにコレを期待して読みたくなってしまうのです。
頭の中のモヤモヤしたものを少しだけ解いてあげて、自己満足した後に、山ほど用事が残ってるんですけどね!!!
本に期待することって私は色々とあって、その期待から色々と好き嫌いなく読むようになりました。
でも結局のところ、感動の超大作、問題作、ビジネス書、写真集 etc...
色々なジャンルから、ついつい手に取ってしまう本、
それは概ね、ドロップアウトしちゃった人の本だという共通点があります。
(あ、失礼かな・・・)
そういう方々との親和性が高いのが「私」。
だから行きつくブログも「はてな」w
「私」が「ドロップアウトしちゃった人」かどうか、「したがっている人」かどうかは明記しませんが、これからブログがちゃんと更新できても、他人様の本を元にした自分語りの内容になるのは間違いないですね。
しかもちょっとdisり気味ですね。いえ普通にdisってますね?
さすがにそんなつもりはなかったつもり、つもりはつもり・・・今後気を付けます。
というかこういうの(URL)勝手に貼っていいんですかね?
ブログとか久しぶり過ぎて空気が読めない。
ブログは「はてな」じゃなくてもよかったのだけれど、あれやこれやいじらないしって思うと、この白いのが気楽ですね。
というわけで読書感想文とみせかけての雑記になってしまいましたが。
おそらく今後も同じような感じで続きます。きっと。
気が向きましたらどうぞよろしく。
2017/08/12 あぎょう